Anthony DeMaria Labsのステレオ真空管ダイレクトボックス、Model 200 DIです。真空管バッファーを通すことで、音の厚みを得ることが可能です。「Buffer Channel」スイッチをオフにすれば真空管回路は切り離され、クリーンなDIとして使用できます。DIとしては2回線あるので、ギターやベースの使用にとどまらずキーボードやサンプラーなどステレオ機材にも便利です。コンセントに差し込むプラグは、マリンコの非メッキプラグに変更されています。Anthony DeMaria Labs(ADL)は、LA2Aをモデルに作られたADL1000など、真空管を使用したスタジオ機材メーカーとして有名です。出品物は真空管を使用していますしAC電源が必要ですので、持ち出してのライブ使用というよりは自宅やスタジオなどに置いて使う使い方がメインになるでしょうか。背面を見ると、製造は1995年のようで、MADE IN USAです。スタジオ用としてきっちりと作られた機材、と思います。動作に問題はありません。