ル・コルビュジェやピエール・ジャンヌレと時代を同じくしフランスで活躍したジャン・プルーヴェによる名作椅子。まるで飛行機の翼のような構造的に優れたスチール製の脚は、ひと目見ただけでジャン・プルーヴェとわかる代表作の原点。この椅子の原型がデザインされたのは1934年。 自身を建築家、デザイナーではなく「コンストリュクトゥール（建設者）」と呼んだ氏による並々ならぬこだわりにより試行錯誤は繰り返され、1950年にその形は完成されました。1980年代に発表されたモデルを最後に生産が終了されていましたが現在はVitraにより生産が再開され、デザインから半世紀以上経った今でも世界中のインテリアファンに愛され続けています。多くのバリエーションがあるスタンダードチェアの一つである「スタンダードSRチェア」は座面と背もたれがVitraのプレミアムファブリックであるVoloに覆われ、柔らかなウレタンフォームのクッションが使われており、より快適に座ることができる仕様です。前脚がシャープなスチールパイプとなっているのと対照的に、後ろ脚には太さをもたせた中空の鋼板を用いる事で、椅子にかかる重さを床へ逃がせる構造となっています。□サイズW430×D490×H820□カラーMid Grey × ディープブラック□状態2019年製造全体的に若干の小傷等ございますが、比較的綺麗な状態です。